薬局開業・経営への道35【商談の場に親を連れてくるなよ(^▽^;)】

こんにちは、ひかり薬局秋山です。
 
寒さが身に染みるこの頃です。ミツカンのタンタンゴマ鍋の素は最強と認定せざるを得ません!笑

さてさて。
ありがたいことに、最近は週4人のペースで開業希望の薬剤師様、出店希望の法人様のご登録が増えております。
この場を借りてお礼申し上げます。
世の中にはいろいろな薬剤師さんがいらっしゃるな〜と感心する一方、売り手オーナー様とあきれてしまう方もいらっしゃいます…
当ブログをご愛読の方にも、該当者がいらっしゃるかも知れません。これか ら開業を目指される薬剤師様には、ぜひ心構えとして読んでいただきたいと思います。

 

実際の呆れてしまった商談例

先日こんなことがありました。 

先日事業承継の打ち合わせで、事業継承を希望されるオーナー様と開業希望の薬剤師様との打ち合わせの時のこと。
それは起こりました。

開業志望薬剤師様「本日は母も同席しますのでよろしくお願いします!」

秋山・オーナー様「⁉️はあ。そうですか。宜しくお願いします」

〜かくかくしかじかで話は進み〜

お母さま「こういう時はどうなんですか?どう責任取ってくれるんですか!?」

秋山「経営に関しましては、○○、△△というリスクがあります。全て自己責任です」

お母さま「その時は息子は破産するんですか?どうなんですか!?」

秋山「無担保・無保証で 2000 万の融資を受けるサポートをいたします。薬局が潰れても資本金は失うかもしれませんが、自己破産はあり得ません」

お母さま「息子の給与はいくら取れるんですか!?私が事務で入ったらコストカットになりますか?」

秋山「シミュレーション上は給与は¥○○くらいです。但し地域支援体制加算や後発調剤体制加算を算定できるようになれば、もっと上がります。
息子さんの努力次第です」

「人員構成を考えるのは経営者の仕事。お母さまを事務員として雇うのか?第三者を雇う のかも含めて決定するのは、息子さんの仕事です。」

お母さま「2 年以内に潰れたらのれん代・仲介手数料は返金してくれますか?」
オーナー様・秋山「(異次元笑)」
薬剤師様「。。。。。」

秋山「もう辞めましょう。やる前から他責にする気満々の様ですし。お母さまの非常識な 言動を止めない、またご自身で起業されるかの判断が出来ない、息子さんには経営者の素養がありません。お腹空いたんでラーメン食べに行っていいですか?笑」

という流れで商談は終了しました

このエピソードが非常識なことだと思わない独立希望の薬剤師様もいらっしゃるかと思い ます。
そんな方には分かりやすく、ドラマで大人気ドラマで例えてみましょう!

 

半沢直樹で例えてみます!

帝国航空の再建案の商談の場で、帝国航空が東京中央銀行の提案を罠なのか?本当に再建してくれるのか?分からない。
そこで自分で判断できないCEOが、お母さんを連れてきていたら?という場面を想像していただければ、その場にいた全員の気持ちが想像つくかと思います笑
経営とはあくまで自己責任、熱意と他責にしない心構えがない方は、経営者には向きません。
ご参考程度になさってください。

ひかり薬局秋山でございました!

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