薬局開業・独立への道43【致命傷とかすり傷】

こんにちは。
ひかり薬局の秋山です。

今回は本ブログをご愛読の開業志望薬剤師様に、薬局経営における致命傷とかすり傷についてお話しできたらと思います。

かすり傷はちょっとした問題、重ねることで慣れてきて会社を強くする問題です。

かすり傷の例

・エアコンが壊れる。
・レセコンが壊れる。
・トイレの水漏れ。
・看板の老朽化。
・先のブログにも記載した流通管理品目の納品遅延。
・職員の突然の退職。
・コロナで技術料が下がる。

 

しかしながら、致命傷は一発で終わりなので、私も常々気を付けている次第です。

致命傷の例

・ブローカーに騙されて詐欺案件を高額で掴まされる。
・高齢の王先生の門前薬局で「若先生が多分継ぎます」というブローカーの言葉を信じて数年で閉局。
・調剤事故で患者様がお亡くなりになる。
・悪質なFC会社と給与を全く取れない高額なFC料で契約し、開局してしまう。
・会社の実印と通帳を仲介会社の経理部門等に、預けて経営をスタートしてしまう。
・株式の51%以上を第三者に握られている状況で経営をスタートしてしまう。

この致命傷に該当する話も、未だにちょこちょこ耳に入ってきます。
お金の為なら他人の破産を何とも思わない鬼畜はたくさんいますからね(笑)

これから独立・開業を目指される薬剤師様はどうぞ【致命傷】にだけはお気をつけて。

ひかり薬局、秋山でございました。