薬局開業・独立への道55【薬剤師が奴隷の時代は終わり】

いつも、弊社のブログをご愛読頂き誠にありがとうございます。
今回はざっくばらんに薬剤師について考察していこうと思います。
目次
給与・条件面について
調剤薬局において初任給は異業種より高めスタートだが、管理は年収600万円で頭打ちです。
週に一度休めるかどうかのマネージャーが年収700万円、月に一度休めるかどうかのブロック長が年収800万円。
昔から、この給与形態です…笑
最近では500万〜550万での管理薬剤師募集も拝見されますし、実際にこのレンジで給与体系で働いている方も多いと聞きます。
額面年収は変わらずとも社会保険や税金面、物価高騰も加味すると昔より可処分所得は減りますので実生活は良くなっていないのが現状でしょうか。
昇給が期待できない業態ですから転職して年収を上げることが多かった薬局業界。
現在は異なります。
M&Aも盛んで所属する会社が売られてしまい、転職するもまた売られてしまい給料は都度下がる。
転職するも、再度、M&Aされて転職を余儀なくされるなども多いです。
買収されて残ったとしても給与や勤務条件が良くなることは決してないです。
また、退職金に関しては、ほぼありません。
積み立てをする余裕のある法人が無いのです。
薬剤師の勤務環境は以前からこのような形です。
在宅参入を拒否し、休みと増員ばかり叫んでいた薬剤師が多い為、自業自得な部分もありますが‥
今までの薬剤師は自身の人生を翻弄されて右往左往する方ばかりでした。
一部の薬剤師は違う生き方をしている
ところがです。近年はそうでもなくなってきています。
独立開業を足がかりに
・M&Aの仲介や経営コンサルタントを始められる方
・美容外科を営む医療法人を買収した方
・不動産を取得し賃料収入でゆっくりとセカンドライフを送られる方
・会社を売却し自由人になられる方
・YouTuberになられる方。
あまり公にはなっていませんが、一部の方は上記のように自身の生き方を模索し、経済的にも時間的にも余裕をもって謳歌しています。
これは薬剤師の皆さんにとっては明るいニュースではないでしょうか?
行動次第では新たな生き方を進むことができるということです。
開業のご相談を頂く、個人薬剤師様から何度か言われたことがあります。
「医療ビル薬局を育て売却した秋山さんは薬剤師ドリームです!」
私はいつもこう回答しています。
「そうですか?貴方と私の違いはやりたいこと・叶えたいことに向かって行動したかどうかだけです。
弊社にお問い合わせをしてこうしてお会いしている時点で、貴方ももう動き出しているじゃありませんか?
あとは夢に向かって行動し続けましょう」
「自分の人生を会社に翻弄されるのではなく、自身で作っていきましょう」
誤解のない様に、お伝えしておくと「調剤薬局業界は斜陽産業」です。
今までもこれからもです。
大手や中小チェーンの倒産はこれからも続きます。
しかし、尋常ではなく『安定』している業種です。
独立・開業を足掛かりに何をしていきたいのか?
大切なご家族を守るため、ご自身の未来の為に今こそ考え行動しましょう!
今回もご精読ありがとうございました。