いなほ薬局さま
今回は今年2月に開業されたAさんの薬局にお邪魔してきました。
独立してオープン半年経ってのご心境、ご苦労、やりがい等々、日々の奮闘記を掲載したいと思います。
今回は前経営者様の、ご親族の介護を理由に事業譲渡に至ったケースです。
—–開業されて半年経ちました。率直に良かったですか?—–
良かったです。色々なことが勉強になりました。
社長業というものがどういう事なのか?
薬局を1店舗出すのにこんなにも色々な書類提出や申請をしなくてはいけないのか?
最初は驚きましたね。
ルーチェさんから公費の提出先一覧表や薬局開業マニュアル、薬局内掲示物のひな型などをもらってなかったら、独学ではとても無理だったなと思います。
—–今のやりがいは?——
何と言いますか‥処方箋1枚の重みがサラリーマン時代とは全く違いますね(笑)
受け取り方も180度変わりました。
1度きりかも知れない処方箋も親切・丁寧をモットーにお受けして、地域医療に貢献出来たらと日々思っております。
最近は近隣の在宅医療機関様より
「患者様を紹介したい」という依頼が来るようになりました。
本当に開業して良かったと思える瞬間です。
—–とはいえ昨今は出荷調整品が多く経営にも影響が出てきています。ご苦労はございますか?—–
それはこの半年、毎日ヒリヒリしています(笑)
謙虚に医薬品卸さんに頭を下げて、今のところ何とかなっております。
あとは人を雇用する手続きが非常に大変でした。
とても良い方が来てくれたのですが、雇用するにあたって責任が生じることですし自作した契約書で法的に問題ないか?等‥
かなり調べましたね。
—–初めての開業です。ルーチェに支援を依頼して、いかがでしたでしょうか?—–
レスポンスが早いのが何より良かったです。
初めて秋山さんとお会いしてから、案件紹介から開業が決まるまで期間としては半年とスピーディに事が運びました。
特に迷い等は無かったです。
—–今後の展望はございますか?—–
今は、それを考える時ではないと思います。
まずは地域の患者様、門前の先生との信頼を確立することを最優先に考えております。
1日1日、当薬局をご利用頂いている患者様とのコミュニケーションを大切にしています。
—–独立したいけどどうしてよいか分からない薬剤師さん達に一言—–
私も開局したばかりで偉そうな事は言えませんが‥
一度きりの人生ですから、どうか後悔の無い様にしてください。
私はリスクを背負って開業しましたが毎日、楽しく薬剤師業務、薬局経営ができている日々で満足しています。