【売上減】コロナウイルスによる調剤薬局への影響

みなさん、こんにちは。
新型コロナウィルス、日本でも感染者の増加ペースが上がってきていますね。
今年に入ると世界各地に広がりウイルスの封じ込め策に留まらず、これによる経済の落ち込みを回避するための政策の検討、発動を迫られるに至っています。
医療業界も例外ではなく影響もかなり出始めており、憂慮しております。
調剤薬局はどんな動向なのか?気になっている方もいらっしゃるかと思います。
弊社独自のリサーチ結果について、お伝えしていきます。
目次
調剤薬局の処方せんの枚数の変動は?
関西・東北・九州地方の調剤薬局
3月はほぼ影響なしと伺っております(医療機関の数も変動には影響しているようです)
ただ全国的に広がっていますので今後は確実に影響が出てくることは間違い無いです。
関東地方の調剤薬局
クルーズ船の影響でしょうか?科目によっても、かなり変動があったようです。
内科:前年同月比66%
耳鼻科:55~75%程度(ミティキュア、シダキュア等、舌下免疫療法導入の有無で変動)
小児科:50%程度
精神科:90%程度
整形領域:90%程度
※精神科、整形外科などは比較的、影響は少ないが3月後半以降は影響が大きくなっている模様です
急性疾患系の受診抑制が見られます。
病院門前かマンツークリニックか、面薬局なのかにもよりますが基本的にはかなりの減少傾向↓ですね。
病院門前ではコロナウイルスの影響で長期処方も多くなり一時的な売上は増としても今後の受診減少から収益に影響が出てくるのではないでしょうか。
クリニック門前ではベースとなる患者減少に伴う収益減と厳しい状況が続きます。
因みに運営しております、ひかり薬局は面薬局で75%でした。
またデータが集まり次第、お伝えしていけたらと思います。
関東でもエリアによって、振れ幅の大小はあるかと思います。
あくまでもご参考までに。
終息の見込み時期は?
新型コロナウィルスのワクチンはアメリカ、日本、中国それぞれで臨床試験に入ったとニュースが出ていました。
が、安全性の確認等、商品化までは時間が掛かるので、某米医療誌での終息見込み期間は18か月程度でした。
(日本で流行りだしたのは春節明けの2月頭ですので、単純計算で来年の7月頭ですか‥^^;?)
すぐに終息すると楽観的な意見もありますが、経済的にもコロナとの戦いは長期戦になるのは確実です。
みなさまくれぐれもご自愛くださいませ。
ではでは。