薬局開業・独立への道48【悪化の一途を辿る出荷調整品‥打開策は？】

長らく、ご無沙汰してしまい申し訳ありません。
独立開業を目指される方の問い合わせが多く、すっかりさぼってしまいました。

案件も非常に多くなってきており活発化する動きも出てきているところです。

昨年も案件紹介から何名かの独立をサポートできまして無事に薬局開業を出来た方々がいらっしゃいます。
無事に開局を迎えると私としてもホッとするところであります。

さて。
本日はよくお問い合わせ頂く開業希望者の方から特に多かったご質問に回答してみたいと思います。

個人で開業しても出荷調整品は入らないのではないか？

当然、このご不安は感じられると思います。

毎日のようにくる欠品の連絡、患者様への説明、代替の提案、お届けや郵送なども多いです。

ここ数年は納入実績に応じて入荷が決まっているところも非常に多く手詰まりになっている薬局さんもいます。
また度重なる改訂により薬価がどんどん落ちて、メーカーも減産をしている。
そういう品目が多くあるのは紛れもなく事実です。

ただ、マイナス思考になってしまわずに、逆に考えてみましょう！

医薬品卸が買い叩きまくっている一部チェーンに対して、利益が出ないとわかっている品目をわざわざ買い集めて持っていこうと思いますか？

医薬品卸が喜ぶことをチェーンの現場薬剤師がしていると思いますか？

雇われている現場薬剤師がオーナー薬剤師と担当のMSさんに同等の交渉をしていると思いますか？

何を以て医薬品卸はお得意さんと定義づけているのか理解していますか？

この辺に打開策があります。

全国６万件ある薬局の約３割が１店舗の法人または個人さんです。

土俵に上がる前から怖気づく必要はありません！