薬局開業・独立への道50【融資にまつわるエトセトラ】

こんにちは。

6月に調剤報酬改定を控えた今、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は融資に関するお話です。

自己資金で捻出される方もいらっしゃいますが、基本的には薬局開業をする際、融資を受けることが殆どです。
これから起業・独立したいと弊社にご相談される薬剤師様の中には何千万という融資を受けるのが怖いというお話をよく頂きます。

それは当然ですよね?
借金が怖くない人はいません。

そこで今回は少し視点を変えて融資に関して考えてみましょう。

士業資格がない方は創業者支援機構からどれくらいお金を借りられるのか?

例えばラーメン屋やごみの廃品処理の元受け業者で起業したい!
と何の資格もない方が、融資の相談に行ったとしますよね?

結論から申し上げると創業者支援機構から借りられる上限金額は500万円です。
借りたくても借りられないのです。
社会的な信用が低いからです。

ごみの廃品処理の元受けはまだいいです。

理由としてはイニシャルコストが殆ど掛からないからです。
極端な話、電話とPC1台ずつ用意すれば起業できます。

営業に行って下請けに振るだけですからね。

ただ店舗ビジネスであるラーメン屋だと1000万前後の内装代や何百万円ものテナント保証金が必要になります。

では、足りない分をどう捻出しているのか?

実際としては、バイトの掛け持ちや親族からの借り入れなどです。
やっとの思いで起業してもラーメン屋は流行り廃りが激しいですよね?
1年以内に潰れることなんて日常茶飯事です。

薬剤師は300万円の預金があり、下記のリストに該当が無ければ2000万円借りることも難しくありません。

  • クレジットカード会社のブラックリストに載っている。
  • ワンルーム投資詐欺に引っかかっている。
  • 家賃の長期延滞履歴がある。
  • 住宅ローンの支払い延滞履歴がある。


これは本来、非常にありがたいことなんです。
何せ、薬剤師の資格を持っているだけで、チャンスが元々あるのですから!

この内容を読んでいただいている方の中には

「だからどうした?借金は怖いだろ!」

と感じる方もいるかもしれません。

勿論そういう見方も否定はしません。
ただ、そう感じる方は起業には向いていないというだけです。

その恐怖を克服して自分を奮い立たせることができる方。

「自分なら絶対に成功する!」

とポジティブな思考ができる方が、起業に向いている方です。
そういった方はいつでもお問い合わせください。
弊社がサポートします。

ご参考程度になさってください。